TOPIKを受験しようか迷っている人へ。語学試験を受験する５つのメリット

こんにちは！韓国語講師のサイです。

韓国語を勉強している皆さんから、「TOPIK（韓国語能力試験）やハングル検定試験を受験するかどうか悩んでいる」ということを聞くことがよくあります。

実際、韓国語を趣味として楽しんでいる方が多いので、「本当に資格試験が必要なのか…？」と考える方もいらっしゃることでしょう。

今回の記事では、そんな皆さんのために韓国語の資格試験について、受けるべきかどうか、語学試験の捉え方について私の考えをお話しします。

①今の自分の韓国語レベルを客観的に把握できる

自分にぴったりの教材を使って効率的に勉強するためには、自分のレベルを正確に把握することが非常に重要です。
しかし、韓国語をどれくらい長く勉強したかだけでは、皆さんの韓国語レベルを正確に知ることはできません。

資格試験を受けることで自分の韓国語力を客観的に評価でき、得意な部分と不足している部分も把握できる点でメリットがあります。
現在の状況を把握した上で現実的な目標と勉強計画を立て、新たな気持ちで自分にやる気を与えることができます。
私はこういう時に本当にワクワクして、一番楽しいと感じます。

②単語力と文法知識を早く向上させるきっかけになる

どんなレベルでも、試験を受けることに決めたら、各レベルの単語や文法をたくさん覚える必要があります。
たくさん覚えれば覚えるほど、試験でも点数は上がります。
そのため、試験の日まで毎日時間を決めて単語や文法をコツコツと覚える必要がありますが、それは簡単なことではありません。

しかし、試験という目標があれば大きな動機付けになるでしょう。
試験が終わった後、目標の点数を達成できたかどうかに関わらず、単語や文法の知識は確実に増えているはずです。
覚えた表現が100％記憶に残るわけではありませんが、一度見た表現が増えることで韓国語を聞いたり読んだりする際に、推測しながら理解するのがずっと楽になります。

③レベルアップの過程が目に見える

言語学習はどんなに勉強しても足りないと感じることが多く、実際に成長していると感じるのが難しいものです。
そんな中で途中で諦めたくなる方も多いでしょう。

しかし、コツコツと勉強を続けながら試験を受けると、点数が上がりレベルが上がる様子が目に見えるので、自分の努力の成果を数字で確認できる点が楽しいです。
誰もが継続的に勉強すれば、言語試験で最終的には目標の結果を得ることができます。
もちろん、試験を何度も受けるうちに逆に点数が下がることや不合格になっていまうこともありますが、そんな時こそ悔しさをエネルギーにしてさらに一生懸命勉強することができます。

④目標点数を達成した後は自信がつく

コツコツと努力して最終的に目標の結果が出た時は、もちろんとても幸せで嬉しい気持ちになります。
しかし、さらに重要なのは自分自身に対する肯定的な信念が生まれることです。

「私は決めたことができる人だ！」という自信が生まれます。
このように自分自身に感動する瞬間を提供する点で、資格試験の勉強は人生の中で貴重な経験になると思います。

⑤いつ訪れるかわからないチャンスに備えることができる

人生は本当にどのように進むか誰にもわからないものです。実際、私も英語圏に留学することなくTOEIC満点を達成できたり、日本語能力試験1級満点を取ったことで、思いがけないチャンスが訪れることがありました。
突然、海外で働く機会が舞い込んできたり、異文化交流のイベントで通訳や講師を任されることもありました。
これらの経験は、言語資格試験のために勉強した成果を活かす良い機会でしたし、自分のスキルや知識をさらに高めることができました。

まとめ

言語資格試験を受けることで、自分の実力を確かなものとして証明できるだけでなく、自分自身の成長や自信につながります。
また、いつ訪れるかわからないチャンスに備えることができるので、積極的に試験にチャレンジしてみることをお勧めします。

最後に、試験を受ける際には過度なプレッシャーを感じず、自分の成長を楽しむ心構えが大切です。

自分自身と向き合い、自分のペースでコツコツと努力を続けていけば、言語資格試験の勉強を通じて得られる充実感や成果が人生の大きな財産となるでしょう。