目次
第1回目はハングルの基本子音を勉強します
ハングルの構成について
ハングルは子音と母音で構成されています。例えば、日本語の’か行’の発音にはいつもㄱという子音が入りますが、このㄱがアルファベットだとgかkのような発音です。そして、あ、か、さ、た…などアの発音を表現するためにはㅏという母音が必要でこのㅏがアルファベットだとaのような発音です。それでㄱとㅏを合わせて、가にするとgaかkaの発音になります。
ㄱ( g / k ) + ㅏ( a ) = 가( ga / ka, ガ/ カ )
ハングルを学ぶとき一番最初に覚えなくてはいけないのは基本母音です。日本語の基本母音は、あ、い、う、え、おの5つですが、韓国語は基本的な母音が8個あります。今回はこの8個の基本母音を勉強してみます。
ㅏ, ㅓ
ㅏは日本語のアと変わらないので覚えやすいと思います。1つの字は必ず子音と母音の組み合わせで成立するので、ㅏだけでは1つの字になりません。縦の方が長い母音は前に子音を
入れますが、ㅇという子音を入れると、子音の発音はないという意味になるので、아にするとアという発音の1つの字になります。
ㅓは日本語にはない発音なので要注意です。日本語のオをアを発音する時のように口を比較的に大きく開けて発音します。ㅓもㅓだけでは字が成立しなく、前にㅇを入れて어にすると1つの文字になります。ㅏとㅓは形が左右対称していますが、字の形が似ていて発音するときの口の形も似ています。
ハングルの書き順は長い線の後短い線の順ではなく、いつも左から右、上から下なのでルールを覚えましょう。
動画で確認しましょう!
ㅗ, ㅜ
ㅗは日本語のオに近い発音で、口を丸く狭めて発音します。ㅗのように横の方が長い母音の場合は母音の上に子音を入れるので、ㅗの上にㅇを入れて오という1つの字になります。ㅓとㅗは両方日本語のオのように聞こえるかもしれませんが、発音するときの口の形が全然違うので注意してください。自分で分けて発音ができると、聞き取って書くのもできるようになるので、まずは自分で区別して発音ができるように練習してみてください。日本語のオをハングルで表記するときはㅗを使います。
ㅜは日本語のウに近い発音で、口を丸く狭めて発音します。ㅜの場合もㅜの上にㅇを入れて우という1つの字になります。日本語のウをハングルで表記するときは大体ㅜを使います。ㅗとㅜは形が上下対称していますが、字の形が似ていて発音するときの口の形も似ています。
動画で確認しましょう!
ㅡ, ㅣ
ㅡは日本語にない発音なので要注意です。日本語のウをイを発音するときのような口の形で発音します。ㅡも横で長いので上に子音を入れます。子音のㅇを上に入れると으という1つの文字になります。ㅜとㅡは両方日本語のウのように聞こえるかもしれませんが、発音すると
きの口の形が全然違うので注意してください。
ㅣは日本語のイと変わらないので覚えやすいと思います。ㅣは縦で長いので前に子音を入れます。子音のㅇを入れて이という1つの文字になります。ㅡとㅣ両方長い一本だけの母音で発音するときの口の形も似ています。
動画で確認しましょう!
ㅐ, ㅔ
ㅐとㅔは厳密にいうと違う発音ですが、大体の韓国人も発音の違いをはっきり区別しないので両方日本語のエのような発音だと覚えればいいです。発音は同じですが、単語に書くときは単語によってどっちのエにするかが決まっているので、単語にエが入っている場合はどっちのエなのかしっかり覚えなければいけません。どっちのエを書けばいいか聞かれたとき、ㅐはㅏとㅣの組み合わせなので아이とも言って、ㅔはㅓとㅣの組み合わせなので어이とも言います。 ㅐとㅔも縦の方が長い母音なので左に子音を入れます。日本語のエをハングルで表記するときはㅔを使います。
動画で確認しましょう!
ミニテストで確認しましょう!
それでは今日学んだ8種類の母音が理解できたかミニテストで確認しましょう!
間違えたり分からなかったときは何度も見返して完璧に覚えるようにしましょう!
動画を再生するとミニテストが始まります