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第2回目はハングルの子音12個を勉強します!
4つの平音「ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈ」
この4つの平音は日本語の発音で考えると濁る音、濁らない音の2種類の発音に聞こえます。
平音 “ㄱ”
ㄱはアルファベットだとgかkの発音です。子音は子音だけでは発音できないので母音のㅏを入れて発音してみます。ㄱとㅏはgaかkaの発音になります。
韓国人は2つの発音を、どう使い分けているのでしょうか。ハングルの発音規則の中で、有声音化というルールがあります。韓国語の平音は、実は日本語の濁らない音を低く発音するときと、一番近い発音だと思います。ですが、平音が単語の語頭に来ると元々の発音で発音しますが、語中に来ると有声音、つまり濁る音になる現象を有声音化と言います。例えば、肉という意味のこの単語は(고기)コキではなくコギのような発音になります。
ㄱを書く時のポイント
ㄱにつく子音の種類によって、書き方が少し変わります。
例えば、가,거,기,게,개など、ㄱの右側に母音を書く場合は、カタカナのフのように書きます。
もうひとつのパターンは、고,구,그のように、子音の下に書くタイプの母音です。この時は、ほとんど直角のような形で書くようにしましょう。
平音 “ㄷ”
ㄷはアルファベットだとdかtの発音です。ㄷとㅏはdaかtaの発音になります。
ㄷも有声音化で単語の語頭に来ると元々の発音で発音しますが、語中に来ると有声音、つまり濁る音になります。例えば、茶道という意味の単語「다도」はタトではなくタドのような発音になります。
平音 “ㅂ”
ㅂはアルファベットだとbかpの発音です。ㅂとㅏはbaかpaの発音になります。
ㅂも有声音化で単語の語頭に来ると元々の発音で発音しますが、語中に来ると有声音、つまり濁る音になります。例えば、バカという意味の単語「바보」はパポではなくパボのような発音になります。
平音 “ㅈ”
ㅈはアルファベットだとjかchの発音です。形がカタカナのスと似ていて、sに間違える方が多いので注意してください。ㅈとㅏはjaかchaの発音になります。
ㅈも有声音化で単語の語頭に来ると元々の発音で発音しますが、語中に来ると有声音、つまり濁る音になります。例えば、株主という意味の単語「주주」はチュチュではなくチュジュのように発音します。
動画で確認しましょう!
4つの平音「ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅊ」
次は4つの激音です。名前からもわかると思いますが、激音は激しく発音するという意味になります。激音の発音のポイントは息を強く出すこと、そして高く発音することです。平音が濁らない音を低く発音することに対して、激音は濁らない音に息を強く出して高く発音します。激音の形を見ると、平音から線を一本足したり、少しだけ応用して作ったということがわかります。
激音 “ㅋ”
ㅋはアルファベットだとkの発音です。ㅋとㅏはkaの発音になります。
ㅋを書くときにも、ㄱを書く時と同じパターンで、少し書き方を変える必要があります。
例えば、카,커,키,케,캐など、ㅋの右側に母音を書く場合は、カタカ
ナのヲのように、少し角度を付けて書くようにしてください。
코,쿠,크のように、子音の下に書く母音の時は角度を直角に近い形で書いてください。
激音”ㅌ”
ㅌはアルファベットだとtの発音です。ㅌとㅏはtaの発音になります。
激音 “ㅍ”
ㅍはアルファベットだとpの発音です。ㅍとㅏはpaの発音になります。
激音 “ㅊ”
ㅊはアルファベットだとchの発音です。ㅊとㅏはchaの発音になります。
動画で確認しましょう!
4つの濃音「ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅉ」
次は4つの濃音です。平音を2つ書くと濃音になります。濃音の発音が難しいと思う方が多くいらっしゃると思いますが、この発音のポイントは、喉の筋肉をギュッと閉めて息が出ないようにした後、発音すること、そして高く発音することです。激音と濃音は両方力を入れて、高く発音しますが、激音は息がたくさん出ることに対して、濃音は息がほぼ出ません。
濃音 “ㄲ”
ㄲはアルファベットのkを息が出ないようにして発音します。
ㄲを書くときにも、ㄱを書く時と同じパターンで、少し書き方を変える必要があります。
例えば、까,꺼,끼,께,깨など、ㄲの右側に母音を書く場合は、カタカナのフを2つ繋げたように書きます。
꼬,꾸,끄のように、子音の下に母音を書くパターンの時は、ほとんど直角のような形を、2つ繋げるように書いてください。
濃音”ㄸ”
ㄸはアルファベットtを息が出ないようにして発音します。
濃音 “ㅃ”
ㅃはアルファベットbを息が出ないようにして発音します。
濃音 “ㅉ”
ㅉはアルファベットchを息が出ないようにして発音します。
動画で確認しましょう!
ミニテストで確認しましょう!
それでは今日学んだ子音を理解できたかミニテストで確認しましょう!
間違えたり分からなかったときは何度も見返して完璧に覚えるようにしましょう!
動画を再生するとミニテストが始まります