【間違えやすい韓国語】「-거든(요)」3つの使い方

-거든(요)の使い方を覚えましょう!

韓国語の学習者に使い方が難しいとよく言われる「-거든(요)」
今回は「-거든(요)」の3つの使い方を学んで、使いこなせるようにしましょう!

-거든(요)の使い方①相手が知らない理由をいうとき「(なぜかと言うと、)~なんですよ。~なんだよ」例文で確認してみましょう!

가: 왜 파티에 안 왔어요?
なんでパーティーに来なかったのですか?
나: 그떄 배가 아팠거든요.
あのときお腹が痛かったんですよ。

가: 피곤해?
疲れてる?
나: 응, 어제 늦게 잤거든.
うん。昨日遅く寝たんだ。

저는 안 먹을게요. 다이어트 하고 있거든요.
私は食べません。ダイエットしているんですよ。

相手が知らない理由をいうときの「-거든(요)」の使い方です。
一番初めの例文の場合は「그때 배가 아팠거든요. (그래서 못갔어요.)」のように
理由を説明するときに使います。
-거든(요)を使うことで、結論の部分を省略することができます。
逆に、結論の文に-거든(요)を使うと不自然になりますので注意しましょう!
一番最後の例文も結論は「저는 안 먹을게요.私は食べません。)」の部分になります。「食べない」という理由を説明するために-거든(요)を使っています。

-거든(요)の使い方②ある話の前提、背景をいうとき「~なんですけどね、~なんだけどさ」

前提、背景をいうときに使う-거든(요)を下の例文で使い方を確認しましょう!

어제 BTS콘서트에 갔거든. 근데 거기서 친구를 우연히 만난 거야.
昨日BTSのライブに行ったんだけどさ、そこで友だちと偶然会ったの。

그 사람이 예전에는 뚱뚱했거든요. 근데 이번에 보니까 다이어트를 해서 완전 다른 사람이 됐더라고요.
あの人、昔は太っていたんですよね。今回あったらダイエットをして全然別人になっていたんですよ。

前提・背景をいうときのポイントも、-거든(요)を使った分には本当にいいたいことを入れずに、前後の文で結論をいうということです。
最初の例文での結論(本当に伝えたい部分)は「友だちと会った」という部分になりますので、この文内では-거든(요)を使わずに、背景の部分の「昨日BTSのライブに行った」の文章内に-거든(요)を使えば自然な文になります。

-거든(요)の使い方③相手が知らないことを教えてあげるとき「~だからね。~だから!~って!」

「教えてあげる」というのも-거든(요)の使い方の一つです。
使い方のポイントは使い方①②と同様に「本当に伝えたい文には-거든(요)を使わない」ということです。
例文で確認してみましょう★

내가 이 동네 맛집은 잘 알거든.
私、ここの美味しいところはよく知っているからね。

上の文章の前後に、「美味しいところをしってるからどうする、どうなる」という結論が必要になります。文脈で結論が省略される場合もありますね。
-거든(요)だけになると、強く主張しているという意味にとられやすいので注意してくださいね!

가: 듣고 있어?
聞いてる?
나: 듣고 있거든?
  聞いてるから!(聞いてるって!)

가: 아니거든?
違うから!(違うって!)
나: 맞거든?
  あってるから!(合ってるって!)

上の2つの例文は-거든(요)だけで使っているパターンですが、少し強い主張を表現しています。ちょっとした言い争いなどでよく使われます。

まとめ

それでは、今回勉強した’-거든(요)’の3つの使い方を整理してみましょう!

  1. 相手が知らない理由をいうとき
  2. ある話の前提、背景をいうとき
  3. 相手が知らないことを教えてあげるとき

それぞれの使い方に共通して、「-거든(요)を使っている文章より本当に伝えたい結論は他にある」というポイントがあります。
-거든(요)だけで文章を作ると、不自然な意味になったり、強い主張にとらえられるという部分に注意しましょう!

1~3の使い方は覚えるまで例文を何度も読んで練習しましょう!自分で作文してみるのもいいと思います!

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