目次
上級者の方も間違えやすい表現です
パート①’네요’と’지요’の使い分け
‘네요’の使い方
自分の経験や判断で今新しく分かった時(主に感嘆)
【今見てわかった】
벚꽃이 정말 예쁘네요!
桜が本当にきれいですね!
【今経験してわかった】
시간이 많이 걸리네요!
時間がたくさんかかりますね!
【今聞いた話を自分で判断してわかった】
선생님 설명을 듣고보니 정말 그렇네요!
先生の説明を聞いたら本当にそうですね!
※네요,군요ともに「過去の経験で」分かったことについては使えないということが重要です!
‘지요’の使い方
既にわかっていたことに対しての同意、再確認
‘네요’は「今」分かったことについて表現するときに使いますが、’지요’は「既にわかっていた」ことについて表現するときに使います。
例文で確認してみましょう!
【既にわかっていることの再確認】
쉬는 날엔 집에서 넷플릭스 보는게 최고죠(최고지요).
休みの日は家でNetflixを観るのが一番ですね。
【既にわかっていることに対しての同意】
가: 한국어 공부가 어렵지 않아요?
韓国語の勉強は難しくないですか?
나: 어렵긴 하죠(하지요). 그래도 재미있어요.
難しいことは難しいですね。でも面白いです。
‘네요’を使って’어렵기는 하네요.’にすると「(今考えると)難しいとも言えますね」という風になり、ニュアンスが変わってきます。
パート②’네요’と’군요’の使い分け
感嘆の表現の’네요’
①自分が実際に経験してわかった時
②自分の論理で判断してわかった時
感嘆の表現の’군요’
①自分が実際に経験してわかった時
②自分の論理で判断してわかった時
③人に聞いた話を受動的に受け入れる時
※네요,군요ともに「過去の経験で」分かったことについては使えないということが重要です!
自分が実際に経験してわかった時
네요,군요の両方使えるが、네요の方が頻繁に使われる
【実際に見ている】
벚꽃이 정말 예쁘네요! / 벚꽃이 정말 예쁘군요!
桜が本当にきれいですね!
【実際に食べている】
비빔밥이 아주 맛있네요! / 비빔밥이 아주 맛있군요!
ビビンパがとても美味しいですね!
【実際に経験している】
시간이 많이 걸리네요! / 시간이 많이 걸리는군요!
時間がたくさんかかりますね!
人から話を聞いた時
①自分で経験したり、自分の論理で判断して確認した時:’네요’,’군요‘
②受動的にその話を受け入れる時:’군요’
まずは次の例文を確認してみてください。
【聞いた話を自分で経験した時】
여기 비빔밥이 맛있다더니 정말 맛있네요! / 맛있군요!
ここのビビンパが美味しいと聞いたけど、本当に美味しいですね!
【聞いた話を自分の論理で判断した時】
선생님 설명을 듣고보니 정말 그렇네요! / 그렇군요!
先生の説明を聞いたら本当にそうですね!
「たしかに」と納得した感じを強調したい場合は’네요’を使った方が伝わりやすいかと思います。
【聞いた話を自分で確認せず、受動的に受け入れた時】
가 : 메구로가와는 벚꽃이 유명해요.
나 : 거기가 벚꽃이 유명하군요.(×유명하네요)
가 : 目黒川は桜が有名です。
나 : そこが桜が有名なんですね!
こういった場合は군요を使うようにしましょう。
ここで’유명하네요’と言ってしまうと、不自然な感じで伝わってしまいます。
‘네요’,’지요’군요’の比較例
가 : 여기는 비빔밥이 진짜 맛있어요.
ここはビビンパが本当に美味しいです。
나 : 진짜 맛있네요! / 맛있군요!
(今実際に食べて分かった)本当に美味しいですね!
나 : 여기는 비빔밥이 맛있군요.
(今の話をそのまま受け入れる)ここはビビンパが美味しいんですね。
나 : 맞아요. 여기는 비빔밥이 유명하죠.
(既に分かっていた)そうです。ここはビビンパが有名ですね。
例えばまだメニューを見ていた時に「ビビンパが美味しいんだよ」と言われて、「へぇ~そうなんだ」話をそのまま受け入れる場合には’네요’は使わずに’군요’を使います。
すでに分かっていた時には’지요’を使うようにしましょう!
가 : 저는 매일 2시간씩 운동해요.
私は毎日2時間ずつ運動します。
나 : 운동을 열심히 하시네요! / 하시는군요!
(自分で判断して驚嘆する)一生懸命運動されていますね!
나 : 매일2시간씩 운동하시는군요.
(話をそのまま受け入れる)毎日2時間ずつ運動されるんですね。
나 : 저도요! 운동은 정말 좋은 습관이죠.
(既に知っていた)私もです!運動は本当に良い習慣ですね。
今日のまとめ
‘네요’の使い方
・今自分が実際に経験してわかった時
・今自分の論理で判断してわかった時
‘지요’の使い方
・既にわかっていたことに対しての同意、再確認
‘군요’の使い方
・今自分が実際に経験してわかった時
・今自分の論理で判断してわかった時
・受動的にその話を受け入れる時
※네요,군요ともに「過去の経験で」分かったことについては使えないということが重要です!
‘네요’と’지요’の使い分けはあまり難しくないと思いますが、’네요’と’군요’に関しては少し難しいかもしれませんので何度も例文を読んだり、作文したりして練習しましょう!
youtubeで’네요’,’지요’,’군요’の解説をチェック!
メンバーシップ限定のサービスとなりますが月額490円で過去の韓国語解説動画もすべて見ることができますので是非チェックしてみてくださいね★
韓国語上級者の方でも間違えやすいこの使い分けを今日は学んでいきましょう!